ATTEMPT#02

結婚式のカタチ
その選択肢を増やす

慣習にとらわれず、自由にふたりらしく祝うカルチャーを推進

PROJECT OVERVIEW

結婚式は「やる・やらない」の二択ではなく、もっと自由で、自分らしく選べるものへ。クレ・ドゥ・レーブは、大阪・服部緑地のレストラン「sasa」や神戸発のフォトブランド「SCARLET by Clef du Rêve」といった新たな拠点やサービスを通じて、従来の形式にとらわれない結婚式のカタチを提案しています。写真から始める、クリエイターと創る、ふたりだけで祝う――そんな多様なスタイルが、人生を祝う選択肢を広げています。

結婚式を“しない”人にも、考える場所をつくる

結婚式は新郎新婦の人生を彩る特別な一日。しかし、日本では長く形式や慣習にとらわれたスタイルが主流でした。私たちクレ・ドゥ・レーブは、そんな固定観念を打ち破り、もっと自由で多様な結婚式文化を広めることを使命としています。業界の枠に縛られない発想と実行力で、新たな市場を創出し、結婚式の可能性を広げてきました。

“結婚式をするか、しないか?” この問いに対する答えは、単純な二択ではないと考えています。式を挙げない、いわゆる“ナシ婚”という選択をする人たちの中には、「本当は挙げたかったけど、しっくりくる形がなかった」という意見も少なくありません。
その声に寄り添い、何か新しい提案ができないか――「sasa」は、そんな想いを大切にオープンしました。公園という、日常と地続きの環境にあるsasaの誕生は、結婚式をもっと自由に、もっと自分らしく選んでほしいという私たちの願いそのものです。

カタチを決めず、問いから始まる結婚式

大阪の服部緑地公園内にオープンしたレストラン「sasa」は、レストランやウェディング、イベント、撮影など多目的に利用できる場所です。森のリゾートを訪れたような環境において、緑につつまれたバンケットや屋根付きのテラス、芝生のガーデンなど、魅力的なスペースが沢山あります。

そんな場所での結婚式。sasaでは、最初に「どんな式にしますか?」とは聞きません。「どういう一日にしたいですか?」「誰に、何を伝えたいですか?」という問いから始めます。そこには、決まった進行も、必須の演出や装飾もありません。
私たちはこのヒアリングの時間をとても大切にしていて、結婚式を行う意味や意義をより確かなものにしています。

「やりたい」をあきらめない自由な場所

「式はしたくないけど、両親に感謝を伝えたい」
「ペットと一緒に過ごしたい」
「テーブルには好きなアイテムを飾りたい」

そんな一つひとつの想いを、あきらめずに叶えていく。それがsasaのスタンスです。“ルールをつくらないことを、ルールにしよう!”と決めていて、例えば、ガーデンでゲストとずっと語り合うパーティーにしたい、とふたりが望めば具体的にそれを形にしています。

お客様と一緒に「自分たちにとっての正解ってなんだろう?」と考え抜き、ふたりの背景や価値観に耳を傾けながらデザインした一日。その結果、大切な人たちに囲まれて、本当に自分たちがやりたかった結婚式が、この場所で生まれています。

自身が選んだクリエイターと創る結婚式

またsasaでは、クレ・ドゥ・レーブがこれまで培ってきた経験を活かしつつ、「クリエイターウェディング」という新しいテーマに挑戦しています。フローリストやフォトグラファー、メイクアップアーティスト、ドレスブランドなど、結婚式をつくるチームのメンバーを新郎新婦が直接選べる仕組みです。
このクリエイター達は、プロフェッショナルな実力を備えることはもちろん、ウェディングプランナーが直接足を運んで面談し、sasaのスタイルに共感して共にチャレンジしてくれる方のみを選定しました。プランナーからも、新郎新婦からも信頼できるパートナーとして、ともに最高の一日を創り上げています。

夢をかなえるフォトウェディング

もうひとつ、私たちが力を入れているのが「SCARLET by Clef du Rêve」で行うフォトウェディングです。
撮影という形ではありますが、こちらで提供したい価値も、本質的には結婚式と同じです。“夢に描いた1日を叶えてほしい”、“ずっと心に残る時間をつくりたい” そうした想いでサービスを提供しています。

それを実現させるのは、業界屈指のプロフェッショナルなチームです。ドレスやスタイリングにヘアメイク、フォトグラファー、そしてディレクションの力。お客様が夢描いた1日を実現させるため、二人らしさや花嫁様の魅力をプロフェッショナルの力で美しく引き出します。そしてこの体験は、ただ美しい写真を手に入れるのではなく、撮影している時間そのものが、想像を超えるときめきの体験になります。

「写真」から始まる結婚式の可能性

フォトウェディングを選択されるお客様は様々です。お二人だけでこの時間を楽しまれる方もいらっしゃれば、フォトウェディングをきっかけに、「やっぱり家族に見てもらいたい」「撮影の結びに記念品だけ渡したい」「せっかくなら一緒に食事をしたい」という声も少なくありません。 写真という入口を通じて、誰かに祝ってほしい気持ちや、見てもらいたい人がいることに気づく――そんな流れが、SCARLETから生まれています。結婚式の敷居が高いと感じていた方に、違う角度からしあわせのお手伝いが出来ていることに私たちは喜びを感じています。

またこの繋がりはウェディングだけにとどまらず、ファミリーフォトやバウリニューアルなどのアニバーサリーフォトへと続いています。金・銀婚式や還暦フォト等あらゆる人生の節目に撮影という体験を提供しています。その際も、お客様が一番輝けるカタチを提案して、ご希望を叶えていきます。

一人ひとりの人生に寄り添う、これからの選択肢

私たちはこれからも、年齢や性別、家族構成に関係なく、「人生の輝く瞬間を祝いたい」という気持ちに寄り添える場をつくっていきたいと考えています。
結婚式というフォーマットにとらわれず、「誰と、どんな気持ちで、何をしたいか」を大切に、その選択肢をもっと増やしていく。それが祝うことの意味そのものを、より自由で豊かなものにすると信じています。

そして、挙げる側も参加する側にとっても価値あるウェディングを世の中に広めていき、幸福度の高い、この大切な文化を次世代へと繋いでいきたいと思います。

TALK MEMBERS

  • 椋木 玲

    フォト事業部部長

    長年にわたりブライダル事業のディレクションに携わり、数多くの現場を経験。現在はフォト事業部を牽引し、写真から始まる新しいウェディングの形を提案。枠にとらわれない発想で、業界の可能性を広げている。

  • 山下 琢也

    ブライダル事業統括ゼネラルマネージャー

    sasaの立ち上げにおいて、コンセプト設計から事業開発までを統括。これまで培ったブライダル事業の知見を活かし、会場の空気感やサービスの細部にまでこだわりながら、“新しい結婚式の場”を形づくっている。

  • 小玉 凜

    sasaブライダルマネージャー

    sasaのコンセプトを体現しながら、新郎新婦とクリエイターがともに創り上げるウェディングをディレクション。テーマに合わせてクリエイターを一から探し、ふたりらしさを追求した自由な結婚式を提案している。

  • 栗栖 春菜

    sasaチーフウエディングプランナー

    従来の形式的な結婚式に疑問を抱いていた中、sasaの理念に共感し本会場に携わる。クリエイターと協働しながら、感性や価値観に寄り添うウェディングをプロデュース。自らの理想とする「心から祝える式」の形を日々実現している。

一覧に戻る